【知らない間に解散!?】みなし解散とは
2025/10/22 (Wed) 14:00
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_┃ ☆さくら会計 メールマガジン☆ 第55号 ┃_
┃ 2025年10月22日配信 ┃
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・特集……………【知らない間に解散!?】みなし解散とは
■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
休眠会社等の整理作業(みなし解散)について
10月10日に法務省から12年以上登記されていない株式会社及び5年以上登記がされていない一般社団法人又は一般財団法人に対して、法務大臣による官報公告が行われ、同日付で所轄登記所から通知書の発送を行っています。
これらに該当する法人は、令和7年12月10日までに必要な登記申請を行うか、「まだ事業を廃止していない」旨の届け出をする必要があります。これらの手続きが期日までにされなかった場合、みなし解散の登記がされるという流れになります。
事業を継続しており単純に登記を忘れていた法人は、必ず手続きを行う必要があります。
もしみなし解散された場合、事業年度が変わってしまいます。期首~解散登記の日までが1事業年度となってしまい、その翌1年間が清算事業年度となり決算の日が変わってしまうことになります。
もし手続きを忘れてしまい解散登記された場合でも、元に戻すことは可能です。
みなし解散された法人は「会社継続の登記」の申請を行うことで、通常の決算日に戻すことが出来ます。
具体的には3月決算法人の場合で12月10日にみなし解散となった場合、事業年度は強制的に次のようになります。
1.2025年4月1日~2025年12月10日(解散事業年度)
2.2025年12月11日~2026年12月10日(清算事業年度)
みなし解散後、例えば2026年1月31日に会社継続の登記をしたら事業年度は
1. 2025年4月1日~2025年12月10日(解散事業年度)
2. 2025年12月11日~2026年1月30日(清算事業年度)
3. 2026年1月31日~2026年3月31日(通常事業年度)
このように決算及び申告を行う必要があり、大変手間とお金がかかってしまうことになります。
過去みなし解散とされた株式会社の数は、令和6年26,885社、令和5年27,887社、令和4年28,615社となっておりますので、放置されている法人がかなりあることがわかります。
法務局からこのような書類が届いた場合、登記をわすれていますので、顧問税理士又は司法書士に相談して12月10日までに手続きを行うようにしてください。放置していると大変なことになってしまいます。
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1.2025年4月1日~2025年12月10日(解散事業年度)
2.2025年12月11日~2026年12月10日(清算事業年度)
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1. 2025年4月1日~2025年12月10日(解散事業年度)
2. 2025年12月11日~2026年1月30日(清算事業年度)
3. 2026年1月31日~2026年3月31日(通常事業年度)
このように決算及び申告を行う必要があり、大変手間とお金がかかってしまうことになります。
過去みなし解散とされた株式会社の数は、令和6年26,885社、令和5年27,887社、令和4年28,615社となっておりますので、放置されている法人がかなりあることがわかります。
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