日銀 ついにマイナス金利解除決定!!
2024/03/27 (Wed) 14:00
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃------------------------------------------------------------------------------┃
_┃ ☆さくら会計 メールマガジン☆ 第20号 ┃_
┃ 2024年3月27日配信 ┃
\┃------------------------------------------------------------------------------┃/
/┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\
 ̄ ̄  ̄ ̄
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
・特集……………日銀 ついにマイナス金利解除決定!!
■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
日銀 ついにマイナス金利解除決定!!
ついに日銀はマイナス金利解除決定をしました。
3月14日に金融政策決定会合でマイナス金利解除の調整で入ったことを各報道機関を流がさせ、連日この報道をしていたため一時的に円高に向かいました。しかし、19日金融政策決定会合でマイナス金利解除決定をしましたが円安になりました。
為替レートは金利だけで決まってはいません。
重要なのは実需になります。
円から外貨、外貨から円の差引・バランスで決定されますが日本円に対して需要が大きく伸びてくるような状況は考えにくいです。
貿易収支が挙げると海外が日本にお金を支払う輸出よりも日本がお金を支払う輸入が多ければ、その分外貨に対する需要が相対的に増え、円は弱くなり、円安になります。
去年は貿易黒字でしたが最近は貿易赤字が続いており、その傾向は強いです。
石油や天然ガスなどのエネルギーに関してはほぼ全て海外からの輸入に頼っており、この傾向はしばらく変わらないでしょう。世界の紛争等で大きくエネルギー価格上昇する事があればそれでも日本は変わらざる得ない状況なので輸入額の増大に伴い、円売り・円安になります。日本の多くのグローバル企業は現地生産・現地販売なので先程の輸出自体は伸びにくく貿易赤字自体は続きやすい状況と考えることができます。最近は諸外国に追いついてきましたが物価の差も円安の要因になりやすいです。物価の差が諸外国と比べて拡大すればさらに円安を助長することになります。日本はようやくインフレになりつつありますが海外も例外ではなく、先進国は高齢化による財務負担増加、少子化による労働力不足、中東やアジア等が経済力を伸ばしてきており、資源国による紛争によってエネルギー価格が高騰しやすい状況から、強烈なインフレが再び起こる土壌が整っていると考えることができます。日本の緩やかの物価上昇に比べ、海外の物価は急速に引きあがり、その物価の差が顕著に出ることも考えられます。一時的に金利差の問題から円高になることはあると思いますが中長期的には明らかに円安になりやすいと環境下にあると個人的には考えています。
利上げとよく報道されていますが今までが異常な政策金利だったわけで通常に戻していくというだけなので利上げではないと思います。政策金利が20倍になるといっても変更前0.001%が変更後0.002%となるだけで1%にもなっていません。また、日銀はマイナス金利を解除決定しましたがその後の連続的な利上げはなく緩和状態が継続されることが明言されているので今回のことで実態経済への影響はほぼ無風と考えることができます。
住宅ローンへの影響は?
もちろんあります。金利があがれば支払いが増えるので当然のことですよね。ただ、マイナス金利解除になってすぐに金利が上がるかというと住宅ローン金利がすぐに上がるということは考えにくいです。日銀植田総裁はインフレ率が満たないと言っているので融資金利をすぐに上げれる段階ではまだないということです。今の日銀の考えのもとでいけば極端な追加利上げはないので固定金利よりも各金融機関の変動金利で住宅ローンを選択した方が賢明だと個人的には思います。各金融機関は住宅ローンの商品を争っているので金利を上げると競争に負けてしまうのでこのことからも焦って固定金利だけを見てしまうのは非常に危ない考えです。何事も焦らずに行きましょう。
/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
聞いてみたいことや実務で困ったことなどがありましたら
お気軽にご連絡下さい。
☆ ご相談はこちら ☆
───┬───────────
└─→ https://cms.tkcnf.com/kaibara-kaikeicom/form/inquiry
/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
【さくら会計のメールマガジン】
発 行 日:月2回・水曜日発行(休刊:祝日、年末年始など)
発行開始日:2023年6月14日
ご意見ご感想はこちらまで
https://cms.tkcnf.com/kaibara-kaikeicom/form/inquiry
バックナンバーはこちらから
https://f.bmb.jp/bm/p/bn/list.php?i=sakurakaikei&no=all
本メールマガジンの解除はこちらから
https://f.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=sakurakaikei&task=cancel
----------------------------------------------------------------------
【発行元】
税理士法人さくら会計
〒541-0053大阪市中央区本町1丁目6番16号 いちご堺筋本町ビル901号
TEL:06-6263-1361 FAX:06-6263-1362
MAIL:kaibara@tkcnf.or.jp
HP:https://www.kaibara-kaikei.com/
\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\
┃------------------------------------------------------------------------------┃
_┃ ☆さくら会計 メールマガジン☆ 第20号 ┃_
┃ 2024年3月27日配信 ┃
\┃------------------------------------------------------------------------------┃/
/┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\
 ̄ ̄  ̄ ̄
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
・特集……………日銀 ついにマイナス金利解除決定!!
■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
日銀 ついにマイナス金利解除決定!!
ついに日銀はマイナス金利解除決定をしました。
3月14日に金融政策決定会合でマイナス金利解除の調整で入ったことを各報道機関を流がさせ、連日この報道をしていたため一時的に円高に向かいました。しかし、19日金融政策決定会合でマイナス金利解除決定をしましたが円安になりました。
為替レートは金利だけで決まってはいません。
重要なのは実需になります。
円から外貨、外貨から円の差引・バランスで決定されますが日本円に対して需要が大きく伸びてくるような状況は考えにくいです。
貿易収支が挙げると海外が日本にお金を支払う輸出よりも日本がお金を支払う輸入が多ければ、その分外貨に対する需要が相対的に増え、円は弱くなり、円安になります。
去年は貿易黒字でしたが最近は貿易赤字が続いており、その傾向は強いです。
石油や天然ガスなどのエネルギーに関してはほぼ全て海外からの輸入に頼っており、この傾向はしばらく変わらないでしょう。世界の紛争等で大きくエネルギー価格上昇する事があればそれでも日本は変わらざる得ない状況なので輸入額の増大に伴い、円売り・円安になります。日本の多くのグローバル企業は現地生産・現地販売なので先程の輸出自体は伸びにくく貿易赤字自体は続きやすい状況と考えることができます。最近は諸外国に追いついてきましたが物価の差も円安の要因になりやすいです。物価の差が諸外国と比べて拡大すればさらに円安を助長することになります。日本はようやくインフレになりつつありますが海外も例外ではなく、先進国は高齢化による財務負担増加、少子化による労働力不足、中東やアジア等が経済力を伸ばしてきており、資源国による紛争によってエネルギー価格が高騰しやすい状況から、強烈なインフレが再び起こる土壌が整っていると考えることができます。日本の緩やかの物価上昇に比べ、海外の物価は急速に引きあがり、その物価の差が顕著に出ることも考えられます。一時的に金利差の問題から円高になることはあると思いますが中長期的には明らかに円安になりやすいと環境下にあると個人的には考えています。
利上げとよく報道されていますが今までが異常な政策金利だったわけで通常に戻していくというだけなので利上げではないと思います。政策金利が20倍になるといっても変更前0.001%が変更後0.002%となるだけで1%にもなっていません。また、日銀はマイナス金利を解除決定しましたがその後の連続的な利上げはなく緩和状態が継続されることが明言されているので今回のことで実態経済への影響はほぼ無風と考えることができます。
住宅ローンへの影響は?
もちろんあります。金利があがれば支払いが増えるので当然のことですよね。ただ、マイナス金利解除になってすぐに金利が上がるかというと住宅ローン金利がすぐに上がるということは考えにくいです。日銀植田総裁はインフレ率が満たないと言っているので融資金利をすぐに上げれる段階ではまだないということです。今の日銀の考えのもとでいけば極端な追加利上げはないので固定金利よりも各金融機関の変動金利で住宅ローンを選択した方が賢明だと個人的には思います。各金融機関は住宅ローンの商品を争っているので金利を上げると競争に負けてしまうのでこのことからも焦って固定金利だけを見てしまうのは非常に危ない考えです。何事も焦らずに行きましょう。
/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
聞いてみたいことや実務で困ったことなどがありましたら
お気軽にご連絡下さい。
☆ ご相談はこちら ☆
───┬───────────
└─→ https://cms.tkcnf.com/kaibara-kaikeicom/form/inquiry
/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
【さくら会計のメールマガジン】
発 行 日:月2回・水曜日発行(休刊:祝日、年末年始など)
発行開始日:2023年6月14日
ご意見ご感想はこちらまで
https://cms.tkcnf.com/kaibara-kaikeicom/form/inquiry
バックナンバーはこちらから
https://f.bmb.jp/bm/p/bn/list.php?i=sakurakaikei&no=all
本メールマガジンの解除はこちらから
https://f.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=sakurakaikei&task=cancel
----------------------------------------------------------------------
【発行元】
税理士法人さくら会計
〒541-0053大阪市中央区本町1丁目6番16号 いちご堺筋本町ビル901号
TEL:06-6263-1361 FAX:06-6263-1362
MAIL:kaibara@tkcnf.or.jp
HP:https://www.kaibara-kaikei.com/
\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\