Air Language NewsBullet n°077
2024/09/16 (Mon) 11:00
「空中の本へ」をテーマに、
書籍、映像、展示、イヴェント、
芸術にまつわる対話やノートなど、
多様な記事をわずかずつ無料配信、
[Field-Museum Net]の展開や
[TH Grid]のアーカイヴ思想も紹介します。
*
「初代門司駅遺構」小説を連載
photo : takashi hiraide
北九州市の門司港駅のそばに、2023年秋、
「初代門司駅遺構」が発掘されました。
考古学界、建築史学界等の専門家が
世界遺産級、国史跡級の文化財であるとして
全面保存を訴えているにもかかわらず、
2024年9月16日現在、
北九州市はこの地で予定していた複合公共施設の建設、
すなわち遺構破壊の方針を変えていません。
1891(明治24)年から23年間利用され、
1914(大正3)年から110年間浅く眠りつづけていた駅の跡を、
すぐにも問答無用として破壊しようとしています。
これは今日の文化財保護の国際水準から見て、
非常に劣った対応といえます。
しかし、この駅遺構には門司という土地の原点として、
多くの重なった意味と価値があります。つまり、
堆積する層は古墳時代から近代日本の産業革命期に及び、
しかも海と陸との境に跨っています。
したがって、駅遺構の出現は海港都市すなわち、
海と陸とのアマルガムとして成立した門司港にとって、
土地の精霊(ゲニウス・ロキ)の出現といえるものです。
ニュースレター Air Language NewsBullet では、
平出隆が土地の精霊の出現地点に立ち、
故郷の遥かな時間に迫ろうとする
断続連載小説「海辺の墓地」を掲載していきます。
*
Field-Museum Net
は「初代門司駅遺構」保存活動を支援しています。
*
air language newsbullet n°077
back number
by
Institute for Air Language
airlanguageprogram.com
書籍、映像、展示、イヴェント、
芸術にまつわる対話やノートなど、
多様な記事をわずかずつ無料配信、
[Field-Museum Net]の展開や
[TH Grid]のアーカイヴ思想も紹介します。
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「初代門司駅遺構」小説を連載
photo : takashi hiraide
北九州市の門司港駅のそばに、2023年秋、
「初代門司駅遺構」が発掘されました。
考古学界、建築史学界等の専門家が
世界遺産級、国史跡級の文化財であるとして
全面保存を訴えているにもかかわらず、
2024年9月16日現在、
北九州市はこの地で予定していた複合公共施設の建設、
すなわち遺構破壊の方針を変えていません。
1891(明治24)年から23年間利用され、
1914(大正3)年から110年間浅く眠りつづけていた駅の跡を、
すぐにも問答無用として破壊しようとしています。
これは今日の文化財保護の国際水準から見て、
非常に劣った対応といえます。
しかし、この駅遺構には門司という土地の原点として、
多くの重なった意味と価値があります。つまり、
堆積する層は古墳時代から近代日本の産業革命期に及び、
しかも海と陸との境に跨っています。
したがって、駅遺構の出現は海港都市すなわち、
海と陸とのアマルガムとして成立した門司港にとって、
土地の精霊(ゲニウス・ロキ)の出現といえるものです。
ニュースレター Air Language NewsBullet では、
平出隆が土地の精霊の出現地点に立ち、
故郷の遥かな時間に迫ろうとする
断続連載小説「海辺の墓地」を掲載していきます。
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