【特殊詐欺で高齢男性が１８４万円被害】
　十日町警察署はきょう23日に特殊詐欺（架空料金詐欺）被害の届出を受理し、捜査を行っている。
　被害者は市内在住のＡさん（70歳代男性）で、今月６日から７日までの間に電子マネー合計１８４万円相当を騙し取られたもの。
　同署によると６日、Ａさんが自宅でパソコンを操作していたところ、警告音と共にウイルス感染の警告画面及び連絡先電話番号が表示された。
　Ａさんはその番号に電話し、相手のウイルス除去業者を名乗る男からウイルス除去と再度の感染防止対策として、セキュリティーサポートへの入会を勧められた。さらにセキュリティーサポート契約料や登録ミスの手数料などの名目で次々と料金を請求され、Ａさんは言われるがまま複数回にわたり、電子マネーカードを購入して相手にコード番号などを伝え、合計１８４万円相当をだまし取られた。
　その後Ａさんは特殊詐欺防止広報のチラシと同じ手口だと気づき十日町署に相談、詐欺被害と判明した。


＜発行者：十日町新聞社＞
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